曲の紹介/特徴

2019年4月3日発売の7枚目のシングル「SOUP」に収録されている鯨工場
 
〈Maison book girl〉をテーマにしており、ブクガの存在意義を纏っている曲です。
 いままでは第三者がまた他の誰かに関して言ってるような曲が多かったのですが
 曲中でそのまま〈本の家の少女たち〉という一節が登場するのも然り、
 珍しく純然たる一人称で〈僕ら〉と歌っていることも、4人が歌世界の主人公として立体化してきた印象を強くしています。

コール

イントロ

 僕らの唄はどこに届いているんだろう。
 「鯨波の街」の海辺で誰か泣いてるの。

Aメロ

それに気付いたの。海の深くから、僕で遊んでる鯨の歌声。
幼い頃から耳鳴りの様に遠くで、彼らはそっと鳴き始めていたよ。

Bメロ

 夢の中のあの話、本当は何処かで続いていた。
 本の家の少女たち、気付かないまま。

サビ

僕らの声はどこに届いてゆくんだろう。
 雨の日の言葉は誰の声だったの。
 僕らの声はどこに続いてゆくんだろう。
 体だけ無い鳥がどこかで見てるの。

Aメロ

 階段の上から眺めたベランダ、青いカーテンが隠してた景色。
 何も知らないで音符を置いてる。小さな部屋の中で何かを造ってた。

Bメロ

街外れの工場に煙突が綺麗に並んで。
錆びた鉄の匂いだけ微かに触れる。

サビ

僕らの唄はどこに届いているんだろう。
 帰り道の途中、見慣れない路地裏。
 僕らの唄はどこに続いているんだろう。
 首だけの鳥は神社から飛び立った。
 
大サビ
 
 僕らの朝はどこに隠してしまったの。
 鯨の歌声が夢を崩してく。
 僕らの朝は次の唄で明けてゆくの。
 「鯨波の街」の海辺で君は泣いてるの。

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